高3なのに受験勉強しない…親はどうする?今からできる5つのこと
「高3なのに、まだ受験勉強を始めていない」
「スマホばかり見ていて、机に向かう時間が少ない」
「親が言うほど反発して、ますます勉強しなくなる」
高3の子どもを持つ保護者の方にとって、かなり不安になる状況だと思います。
ただし、ここで毎日「勉強しなさい」と言い続けても、状況がよくなるとは限りません。
むしろ、本人の中で受験までの距離や、今やるべきことが具体化されていない場合、声かけだけでは動けないことがあります。
この記事では、高3なのに受験勉強しない子どもに対して、親が今からできることを整理します。
結論|叱る前に「動けない理由」を確認する
受験勉強をしない理由は、単なる怠けとは限りません。
何から始めればいいか分からない。
今さらやっても間に合わないと思っている。
志望校が曖昧で危機感がない。
参考書を買っただけで計画がない。
模試の結果を見ても、何を直せばいいか分からない。
このような状態だと、本人も不安を感じていても行動に移せないことがあります。
親が最初に見るべきなのは、勉強時間ではなく、受験勉強が始まる仕組みがあるかどうかです。
まず確認したい現在地
高3で勉強していないように見える場合、最初に確認したいのは現在地です。
志望校は決まっているか。
受験科目は決まっているか。
英単語帳はどこまで覚えているか。
英文法は一通り終わっているか。
古文単語・古典文法は入っているか。
日本史・世界史・政治経済の通史や基礎はどこまで進んでいるか。
過去問を一度でも見たことがあるか。
これが分からないまま「勉強しなさい」と言っても、本人は何をすればいいのか分かりません。
親が今からできる5つのこと
- 志望校と受験科目を一緒に確認する
- 参考書を増やす前に、今ある教材の進み具合を見る
- 勉強時間ではなく「今週どこまで終えるか」を決める
- 親が毎日管理しすぎない
- 間に合うかどうかを「感情」ではなく「計画」で判断する
1. 志望校と受験科目を一緒に確認する
まずは、どの大学・学部を受けるのか、どの科目が必要なのかを確認します。
MARCH・関関同立でも、大学・学部・方式によって配点や科目は違います。
「とりあえず難関大」ではなく、必要な科目を具体化することで、やるべき勉強が見えやすくなります。
2. 参考書を増やす前に、今ある教材の進み具合を見る
勉強していないように見えると、新しい塾や参考書を探したくなります。
しかし、まずは今持っている単語帳・文法書・問題集がどこまで終わっているかを確認してください。
参考書が増えても、毎週やる範囲が決まっていなければ進みません。
3. 勉強時間ではなく「今週どこまで終えるか」を決める
「1日何時間やるか」だけでは、行動に移しにくいことがあります。
英単語を何語まで覚えるのか。
英文法を何章まで終えるのか。
長文を何題解くのか。
日本史や世界史をどの範囲まで進めるのか。
このように、時間ではなく範囲で決めることが大切です。
4. 親が毎日管理しすぎない
高3になると、親が毎日細かく確認するほど反発が強くなることがあります。
もちろん放置する必要はありません。
ただし、毎日の監視よりも、週単位で進捗を確認できる仕組みを作る方が現実的です。
第三者が面談で進捗を見たり、宿題達成率や確認テストで状況を可視化したりすると、親子の衝突を減らしやすくなります。
5. 間に合うかどうかを「感情」ではなく「計画」で判断する
親も本人も、不安になると「もう無理かもしれない」と考えがちです。
しかし、本当に確認すべきなのは、残り期間で必要な勉強が終わる計画になっているかです。
現在地。
必要な勉強。
完成期限。
毎週の課題。
達成度。
この5つが見えていれば、今からでも修正できます。
親子だけで抱え込まない
高3で受験勉強が始まらない場合、親子だけで解決しようとすると感情的になりやすいです。
本人は「分かっている」と言う。
親は「分かっているならやってほしい」と思う。
このやり取りが続くと、勉強の話そのものがしにくくなります。
だからこそ、第三者が現在地と計画を整理することには意味があります。
MARCH・関関同立専門塾 Strategia
Strategiaでは、週1回の合格面談を軸に、志望校から逆算した参考書ルートと毎週の宿題を具体化します。
さらに、宿題達成率、確認テスト、面談後の生徒カルテを保護者にも共有します。
そのため、保護者の方が毎日「勉強した?」と聞き続けなくても、今どこまで進んでいるのかを確認しやすくなります。
高3なのに受験勉強が始まらない。
何から始めればいいか分からない。
親が言っても動かない。
そういう場合こそ、まずは現在地を整理し、次の1週間にやることを決めることが大切です。
まとめ|親が見るべきなのは「やる気」より「仕組み」
受験勉強をしない子どもに対して、親ができることは、やる気を無理に引き出すことだけではありません。
志望校と受験科目を確認する。
今ある教材の進み具合を見る。
今週やる範囲を決める。
毎日管理しすぎない。
計画で間に合うかを判断する。
この5つを整えることで、受験勉強は少しずつ動き出します。
大切なのは、親が全部を抱え込むことではありません。
本人が動ける仕組みを作ることです。