MARCH・関関同立の日本史はいつから始める?今から間に合わせる勉強法

「MARCH・関関同立を日本史で受けたいけど、いつから始めればいい?」

「高3から日本史を始めても間に合う?」

「一問一答をやっているのに、模試や過去問で点が取れない」

こうした悩みはかなり多いです。

結論から言うと、

日本史は高2から始められるなら理想的。高3からでも十分間に合います。

ただし、始める時期によって勉強の進め方は変える必要があります。

特にMARCH・関関同立を目指すなら、

通史 → 用語 → 問題演習 → 過去問

という流れを意識してください。

東進も、高2のうちはまず歴史全体の流れをつかみ、高3では通史と問題演習を並行して進めることを勧めています。さらに、「通史が全部終わってから演習」とすると演習開始が遅くなりやすいため、未習範囲が残っていてもアウトプットを並行する考え方が示されています。

結論|日本史は「暗記科目」だから後回し、は危険

日本史は、

「最後に覚えれば伸びる」

「英語・国語を先にやって、日本史は秋から」

と考えられがちです。

確かに、英語と比べれば短期間で得点が伸びやすい面はあります。

しかし、MARCH・関関同立レベルになると、

用語を見て答えられるだけでは足りません。

時代の流れ。

人物と政策の関係。

出来事の因果関係。

年代整序。

正誤判定。

史料。

文化史。

テーマ史。

など、知識を使って解く必要があります。

東進の日本史教材でも、大学受験日本史は単純な丸暗記だけでは対応しにくく、「時代の整理」や入試問題への対応まで含めた学習が重要だと説明されています。

だから、

できるだけ早く「流れ」を作り、そこへ知識を追加していく

ことが重要です。

日本史の正しい順番|通史→用語→問題演習→過去問

MARCH・関関同立の日本史対策は、大きく4段階に分けると分かりやすいです。

① 通史を理解する

② 用語を覚える

③ 問題演習で使える知識にする

④ 過去問で大学別対策をする

ただし、

「①を完璧にしてから②」

「②を完璧にしてから③」

と完全に分離する必要はありません。

例えば鎌倉時代の通史を勉強したら、

その日のうちに一問一答や問題集で鎌倉時代を確認する。

次に室町時代へ進む。

という形で、

インプットとアウトプットを並行

してください。

現在の日本史学習でも、教科書を軸に通史を進めつつ、未習範囲があっても問題演習を取り入れることが勧められています。

まずは通史|最初から一問一答だけやらない

日本史を始めると、

いきなり一問一答を開く人がいます。

もちろん一問一答自体は便利です。

しかし、

最初から用語だけ暗記する勉強はおすすめしません。

例えば、

「墾田永年私財法」

という言葉だけ覚えていても、

なぜ出されたのか。

その前に何が起こっていたのか。

誰の時代なのか。

その後の土地制度にどう影響したのか。

が分からなければ、正誤問題や年代問題で弱くなります。

だから最初は、

ストーリーを理解する

ことを意識してください。

「何が起こった」

だけでなく、

なぜ起こった → その結果どうなった

までつなげます。

東進も、高2段階では難しい用語をいきなり暗記するより、まず教科書レベルの歴史の流れをつかむことを推奨しています。

高2から始める場合|かなり有利

高2の段階で、

「MARCH・関関同立を目指したい」

「日本史を選択する予定」

と決まっているなら、

今から始める価値はかなり高いです。

高2の目標は、

細かい難問を解けるようにすることではありません。

まずは、

教科書。

授業。

講義系参考書。

などを使って、

日本史全体の流れを理解する

ことを優先します。

理想としては、高2のうちに一度通史に触れておくと、高3になってからの暗記・問題演習がかなり楽になります。

高2のおすすめスケジュール

高2なら焦る必要はありません。

例えば、

高2秋〜冬

古代〜近世を進める。

高2冬〜高3春

近現代まで一周。

高3春〜夏

2周目+用語暗記+問題演習。

高3夏以降

MARCH・関関同立レベルへ。

という進め方ができます。

高2段階では、

一周目を完璧に覚えようとしない

ことも重要です。

日本史は、一度で全部覚える科目ではありません。

まず全体像を作る。

二周目で知識を増やす。

三周目で穴を埋める。

という方が進めやすくなります。

高3春から始める場合|十分間に合う

高3になって、

「今から日本史を始めても遅い?」

と思う人もいるでしょう。

高3春なら十分間に合います。

ただし、高2から始めた人より時間がないので、

かなり計画的に進める必要があります。

おすすめは、

4〜6月:通史を高速で進める

7〜8月:通史完成+用語暗記+問題演習

9〜10月:標準〜MARCH・関関同立レベル

10〜11月:過去問開始

12〜1月:過去問+文化史・テーマ史・弱点補強

という流れです。

ポイントは、

夏休み終了までにある程度通史を終わらせる

ことです。

秋になっても、

「まだ江戸時代をやっています」

となると、過去問演習の時間がかなり圧迫されます。

高3夏から始める場合|まだ間に合うが、かなり絞る

部活を夏まで続けていて、

本格的に日本史を始めるのが7〜8月。

このパターンもあります。

ここからMARCH・関関同立を目指すなら、

参考書を増やしすぎないこと

が特に重要です。

講義系参考書を何冊も読む。

一問一答を何冊も使う。

資料集を最初から最後まで覚える。

こうした勉強をしている時間はありません。

基本的には、

通史用教材1つ

+

用語確認用教材1つ

+

問題集

+

過去問

くらいまで絞ります。

重要なのは、

参考書の数ではなく、

入試までに何周できるか

です。

9月から日本史を始めても間に合う?

ここは気になる人が多いと思います。

結論としては、

かなり厳しくはなるものの、今の学力や英語・国語の完成度によってはまだ狙えます。

ただし、

9月から日本史を始める場合は、

「完璧な通史を作ってから次へ」

では遅いです。

例えば、

古代を勉強。

すぐ古代の問題演習。

中世を勉強。

中世の問題演習。

という形で、

通史と問題演習を同時進行

してください。

東進も、通史がすべて終わるまで演習を待つと本番前に慌てる可能性があるため、未習範囲があっても積極的に演習へ進むことを勧めています。

一問一答はいつから始める?

通史をある程度進めたら、

すぐ使って構いません。

ただし、

一問一答を、

「最初から最後まで覚えてから問題集」

とは考えないでください。

例えば、

平安時代を勉強した。

その範囲の一問一答を確認。

問題集を解く。

間違えた箇所を教科書・講義系参考書へ戻る。

という形です。

つまり、

通史→用語→問題→通史へ戻る

という小さなサイクルを回します。

近年の日本史学習アドバイスでも、教科書を読み、基本用語を問題で確認し、間違えた範囲を再び教科書へ戻って理解するというアウトプットと復習の往復が紹介されています。

MARCH・関関同立なら用語はどこまで覚える?

ここでよくあるのが、

「一問一答の★1まで全部覚えるべきですか?」

という質問です。

しかし、

最初から細かい用語まで全部覚える必要はありません。

まずは、

教科書。

授業。

標準的な一問一答。

問題集。

で頻繁に出てくる知識を固めます。

その後、

志望校の過去問

を解いてください。

過去問を見れば、

「この大学は文化史が細かい」

「正誤問題が多い」

「年代整序が多い」

「史料問題への対応が必要」

といった特徴が見えてきます。

そこから、

志望校に必要な知識を追加

していく方が効率的です。

問題演習は「覚え終わってから」ではない

日本史が伸びない人に多いのが、

「まだ覚えていないから問題集は後」

という考え方です。

しかし、

問題を解かなければ、

自分が何を覚えていないのか

が分かりません。

例えば、

用語は知っていた。

でも年代順に並べられない。

人物は知っている。

でも政策と結びつかない。

出来事は知っている。

でも史料を見たら分からない。

ということがあります。

だから、

通史を進めながら、

早い段階から問題を解く

ことが重要です。

MARCH・関関同立の日本史は過去問で完成させる

ある程度基礎ができたら、

最後は、

過去問

です。

MARCH・関関同立といっても、

日本史の出題は大学によって違います。

さらに、学部や方式によって傾向が異なることもあります。

だから、

市販問題集だけで日本史を完成させようとせず、

志望校の問題に合わせて仕上げる

必要があります。

Strategiaの記事でも、MARCHの過去問は9〜10月頃から一度触れ、11〜12月には本格的な大学別対策へ入る流れを勧めています。

過去問を解いたら「知らなかった」で終わらせない

日本史の過去問復習で非常に重要なのが、

その問題が本当に未知の知識だったのか

を見ることです。

例えば間違えた問題の答えを見て、

「あ、これ聞いたことある」

となった。

この場合、

問題が難しすぎたのではありません。

基礎知識の定着不足

です。

逆に、

教科書にも一問一答にもほとんど出てこない知識だった。

なら、

志望校特有の知識として追加する。

こうして、

基礎不足なのか、志望校対策不足なのか

を分けます。

日本史は「できる・できない」の自己分析が重要

過去問を3〜5年分解くと、

自分の弱点が見えてきます。

例えば、

政治史は得意。

文化史だけ弱い。

近現代で毎回落とす。

年代整序が苦手。

史料問題で失点する。

正誤問題で細かい部分を落とす。

などです。

ここまで分かれば、

残り期間の勉強はかなり絞れます。

だから、

過去問を解いたら、

点数だけではなく、

何で点を落としているか

を記録してください。

日本史でありがちな失敗① 通史に時間をかけすぎる

日本史の勉強を始めると、

講義系参考書を、

1ページずつ完璧に覚えようとする人がいます。

その結果、

1か月経っても鎌倉時代。

2か月経っても室町時代。

となってしまいます。

特に高3から始める場合、

これは危険です。

一周目は、

完璧さより速度

です。

まず最後まで行く。

その後、何度も戻ります。

ありがちな失敗② 一問一答しかやらない

一問一答で答えられる。

でも模試では点が取れない。

この場合、

用語が、

単独でしか記憶されていない

可能性があります。

用語を見たら、

いつ。

誰。

何。

なぜ。

その後どうなった。

までつながる状態を目指してください。

東進も、日本史は単なる丸暗記ではなく、歴史の流れや因果関係の把握が重要だとしています。

ありがちな失敗③ 過去問開始が遅い

日本史を全部覚えてから赤本。

という考え方も危険です。

12月末になって、

ようやく第一志望の日本史を初めて解く。

すると、

「思っていたより文化史が多い」

「正誤問題が難しい」

「史料問題が取れない」

ということがあります。

それでは修正する時間がありません。

だから、

完成していなくても一度過去問を見る

ことが重要です。

高2と高3では勉強の目的が違う

かなり単純化すると、

高2

→ 歴史の流れを理解する時期。

高3春〜夏

→ 通史を完成させ、用語を増やす時期。

高3夏〜秋

→ 問題で使える知識に変える時期。

高3秋〜冬

→ 志望校に合わせる時期。

です。

高2なのに、

MARCHの難問ばかり解く必要はありません。

逆に高3の11月なのに、

講義参考書を最初から読み続けるだけでもいけません。

時期によって勉強内容を変える

ことが重要です。

日本史で一番難しいのは「進捗管理」

実は、日本史で難しいのは、

覚えることだけではありません。

予定通り進めること

です。

例えば、

9月末までに江戸時代。

10月15日までに近現代。

10月末までに通史一周。

11月から過去問。

と決めても、

実際には、

学校行事。

模試。

英語・国語。

定期テスト。

などが入ります。

その結果、

日本史がどんどん後回しになり、

気づけば11月。

というケースがあります。

だからMARCH・関関同立を目指すなら、

「今日は日本史を3時間やった」ではなく、「入試までにどこまで終わらせるか」

で管理することが重要です。

今から始める人ほど「週単位」で管理する

例えば、

今週、

江戸前期まで。

来週、

江戸後期。

再来週、

明治。

という形です。

そして週末に、

予定通り終わったのか

を確認します。

終わっていなければ、

翌週の計画を調整する。

終わっていれば、

演習量を増やす。

この修正を毎週繰り返します。

特に高3夏以降から日本史を仕上げる場合、

計画を立てるだけではなく、進捗を管理する人が必要になる

ケースがあります。

まとめ|MARCH・関関同立の日本史はいつから始める?

理想を言えば、

高2から

です。

高2のうちに通史へ触れておけば、高3で問題演習に使える時間が増えます。

ただし、

高3春からでも十分間に合います。

高3夏からなら、

参考書を絞って高速で通史を進める。

秋からなら、

通史と用語・問題演習を同時並行する。

というように、

スタート時期によって戦い方を変えてください。

そして基本となる流れは、

通史

用語

問題演習

過去問

です。

ただし実際には、

通史→用語→演習→戻る

を細かく繰り返しながら進めます。

一番避けたいのは、

「覚え終わるまで問題を解かない」

「全部完成するまで過去問を見ない」

という勉強です。

MARCH・関関同立専門塾 Strategia

日本史は、

「何を覚えるか」

だけを見ると、比較的分かりやすい科目です。

難しいのは、

いつまでにどこまで終わらせるか

です。

通史をいつ終えるのか。

一問一答を何周するのか。

問題演習をいつ始めるのか。

文化史をいつ入れるのか。

第一志望の過去問をいつ解くのか。

英語・国語と両立しながら、これを自分で管理する必要があります。

Strategiaでは、

参考書ルート × 毎週の進捗管理 × 大学別過去問対策

を組み合わせ、

現在の進み具合から、

「今週どこまで進めるか」「いつ通史を終えるか」「いつ過去問へ入るか」

まで整理します。

特に、

「高3から日本史を始めた」

「部活引退が遅くて日本史が終わっていない」

「一問一答はやっているけど、本当に間に合うか分からない」

という人は、

参考書を増やす前に、

入試本番から逆算して進捗を管理すること

が重要です。