MARCHに受かるには1日何時間勉強する?時期別の勉強時間を解説
「MARCHに受かる人って、1日何時間くらい勉強してる?」
「平日3時間しかできてないけど少ない?」
「夏休みは10時間やらないとMARCHには受からない?」
MARCHを目指していると、一度は気になるのが「勉強時間」です。
結論から言うと、
MARCH合格に「1日○時間勉強すれば絶対に受かる」という基準はありません。
ただし、合格を目指すうえで一定の勉強量を確保する必要があるのも事実です。
特に重要なのは、
「今の時期に何時間勉強するのか」
+
「その時間で何を完成させるのか」
という2つです。
この記事では、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学を目指す高校生に向けて、合格体験記やStudyplusなどの情報も参考にしながら、時期別の勉強時間について解説します。
結論|MARCH志望なら何時間勉強すればいい?
まず目安をまとめます。
高1〜高2
平日:1〜2時間程度
休日:2〜4時間程度
まだ長時間勉強する必要はありません。
それよりも、
「毎日勉強する習慣をつける」
ことの方が重要です。
高3・4〜6月
平日:3〜4時間程度
休日:6〜8時間程度
本格的な受験勉強を開始します。
英単語・英文法・古文単語・日本史や世界史の通史など、基礎を優先します。
高3・7〜8月
1日:8〜10時間程度
夏休みは、学校の授業がない分、勉強時間を一気に増やせる期間です。
MARCH志望なら、可能であれば8〜10時間程度を一つの目安にしたいところです。
高3・9〜11月
平日:4〜6時間程度
休日:8〜10時間程度
学校が始まるため夏休みほど勉強できません。
この時期からは単純な勉強時間だけではなく、問題演習・過去問演習の「質」が重要になります。
高3・12月〜入試直前
平日:5〜6時間程度
休日:8〜10時間程度
学校がない日は、基本的に受験勉強を中心に生活します。
ただし、直前期だからといって睡眠時間を削って12〜14時間勉強する必要はありません。
本番で頭が働く生活リズムを維持することも受験対策の一つです。
そもそも「勉強時間」だけを見ても意味がない
ここは非常に重要です。
例えば、
Aさん:10時間勉強
Bさん:6時間勉強
だったとします。
数字だけを見るとAさんの方が頑張っているように見えます。
しかしAさんが、
- スマホを触りながら勉強
- 参考書を眺めているだけ
- 分からない問題で1時間止まる
- 休憩がどんどん長くなる
という10時間だったらどうでしょうか。
一方、Bさんが、
- 今日やる範囲を事前に決める
- 50〜90分集中する
- 間違えた問題を必ず復習する
- 昨日覚えた内容も確認する
という6時間なら、
Bさんの方が成績が伸びる可能性があります。
Studyplusでも、現役生は単純な学習時間だけでなく、
限られた時間をどれだけ密度の高い学習に変えられるか
という考え方が重要だと説明されています。
つまり、
「何時間机に座ったか」ではなく「その時間で何ができるようになったか」
を見る必要があります。
実際の難関大学合格者はどのくらい勉強している?
合格体験記を見てみると、単純に全員が「毎日10時間勉強していた」というわけではありません。
重要なのは、
必要な時期に勉強量を増やしていること
です。
例えば、2026年度の東進の合格体験記には、高3の夏〜秋が最も勉強した時期だったという難関大学合格者の例があります。
一方で、その受験生は1〜2月になると平均勉強時間が約4時間まで減っていたと振り返っています。
それでも、それまでに参考書・問題集・過去問演習を大量に行い、実力を伸ばしていました。
つまり、
直前期に突然10時間勉強するのではなく、春→夏→秋と積み上げておくことが重要
ということです。
夏スタートから青山学院大学に合格した例もある
「夏まであまり受験勉強していなかったから、もうMARCHは無理」
と思っている人もいるでしょう。
しかし、実際の合格体験記を見ると、夏から本格的に始めてMARCHへ合格している受験生もいます。
2026年度の東進の合格体験記では、青山学院大学文学部に現役合格した受験生が、
高校3年生の7月に東進へ入学。
それまでは定期テスト中心で、受験を意識した勉強はあまりできていなかったと振り返っています。
そこから夏休みに基礎を総復習し、毎日登校することを自分に課して勉強を継続。
最終的に青山学院大学文学部への現役合格を果たしています。
もちろん、
「夏から始めれば誰でも青学に受かる」
という意味ではありません。
ただ、
スタートが遅い=絶対に間に合わない
とも限らないということです。
【高1〜高2】1〜3時間|まず勉強習慣を作る
高1・高2なら、
いきなり毎日5時間勉強する必要はありません。
それよりも、
「平日は必ず英単語をやる」
「学校から帰ったら1時間机に向かう」
「寝る前に古文単語を確認する」
など、
毎日勉強する状態を作ること
が重要です。
特にMARCH志望なら、高2までに英語をある程度進めておくと高3がかなり楽になります。
おすすめなのは、
英単語
↓
英文法
↓
英文解釈
を少しずつ進めることです。
英語は短期間で一気に完成する科目ではありません。
高2までに基礎を作っておけば、高3では長文・過去問に時間を使えるようになります。
【高3・4〜6月】平日3〜4時間|基礎を完成させる
高校3年生になったら、受験勉強を本格化します。
目安として、
平日3〜4時間
休日6〜8時間
程度は確保したいところです。
この時期に重要なのは、
難しい問題を解くことではありません。
英語なら、
- 英単語
- 英熟語
- 英文法
- 英文解釈
国語なら、
- 古文単語
- 古典文法
- 現代文の読み方
社会なら、
- 日本史、世界史の通史
などです。
春に基礎を飛ばして難しいMARCHレベルの問題集に手を出すと、結局夏以降に基礎へ戻ることになります。
4〜6月は「地味だけど絶対必要な勉強」を終わらせる期間
と考えましょう。
【高3・7〜8月】8〜10時間|一番勉強できる時期
夏休みは受験生にとって非常に重要です。
学校の授業がなくなるため、
1日8〜10時間程度
を一つの目標にしましょう。
ただし、
「10時間机に座る」
ことを目標にしてはいけません。
例えば、
英語:4時間
国語:2時間
日本史・世界史:3時間
暗記・復習:1時間
のように、先に科目ごとの時間を決める方がおすすめです。
そして、
午前中に一番重い科目を持ってくる
のも効果的です。
英語長文や現代文など、集中力が必要な勉強は午前中。
英単語や一問一答などは、疲れてきた時間帯に回す。
このように、同じ10時間でも配置を工夫します。
夏休みに10時間できなくても焦らなくていい
ここで注意したいのが、
「10時間できなかった=MARCH不合格」ではない
ということです。
SNSを見ると、
「今日は12時間!」
「夏休み毎日13時間!」
という投稿が流れてくることがあります。
それを見て焦る必要はありません。
7時間しか勉強できなかったとしても、
7時間集中して必要な参考書を進めたのであれば十分意味があります。
逆に、
「10時間」という数字を作るためにダラダラ勉強するのは本末転倒です。
【高3・9〜11月】平日4〜6時間|時間より完成度を見る
秋になると学校が再開します。
そのため、
「夏は10時間できたのに、今は5時間しかできない」
と不安になる受験生がいます。
しかし、それは普通です。
学校がある日は、
平日4〜6時間程度
確保できればかなり勉強できます。
休日は、
8〜10時間程度
を目標にします。
そして秋から重要なのは、
勉強時間より「何を完成させたか」
です。
例えば、
「今日は5時間勉強した」
ではなく、
「英語長文2題+復習まで終了」
「日本史の江戸時代を一周」
「古文問題集を2題+間違えた助動詞を復習」
という形で記録してください。
Studyplusを使うなら「時間」だけ記録しない
Studyplusなどの学習管理アプリを使っている受験生も多いと思います。
もちろん、
勉強時間を記録すること自体は非常に良い習慣です。
「今週は英語を何時間やったか」
「先週より勉強時間が減っていないか」
などを確認できるからです。
ただし、
合計勉強時間だけを見るのはおすすめしません。
例えば、
英語:20時間
日本史:2時間
国語:3時間
だった場合、
25時間勉強していても、科目バランスに問題がある可能性があります。
そのためStudyplusを見るときは、
①総勉強時間
②科目別勉強時間
③教材別勉強時間
④1週間の推移
まで確認しましょう。
そして一番重要なのは、
「その時間で参考書がどこまで進んだか」
です。
【高3・12月〜1月】5〜10時間|過去問中心へ
直前期になると、
過去問演習の割合を増やします。
学校がある日は5〜6時間程度。
休日・冬休みなら8〜10時間程度が一つの目安です。
ただし、
10時間全部を新しい問題に使う必要はありません。
例えば、
過去問:3時間
↓
採点・分析:1時間
↓
英語の弱点復習:2時間
↓
社会の弱点復習:2時間
↓
暗記:1時間
という形です。
重要なのは、
過去問→弱点発見→参考書→過去問
というサイクルを回すことです。
MARCH志望の1日のスケジュール例
学校がある秋以降なら、例えば次のようになります。
6:30 起床
7:00〜7:30 英単語
学校
16:30〜18:30 英語
18:30〜19:00 休憩・夕食
19:00〜20:30 日本史・世界史
20:30〜22:00 現代文・古文
22:00〜22:30 英単語・古文単語・一問一答
これで約5時間30分です。
ポイントは、
「帰宅してから勉強を始める」ではなく、「学校が終わったらそのまま勉強を始める」こと。
家に帰って、
ベッドに寝転ぶ
↓
TikTokを見る
↓
YouTubeを見る
↓
気付いたら19時
となると、毎日2〜3時間失います。
1日2時間しか勉強できていない場合は?
高3の秋以降でMARCHを目指しているのに、
現在1〜2時間しか勉強できていない
のであれば、勉強時間は増やした方がいいでしょう。
しかし、
「明日から10時間やる!」
と決めるのはおすすめしません。
まず、
2時間→3時間
にする。
次に、
3時間→4時間
にする。
そのうえで、
毎日4〜5時間勉強できる生活
を作ります。
受験勉強では、
1日だけ12時間勉強するより、毎日5時間を継続する方が重要です。
部活生はどうすればいい?
部活を続けている高校生の場合、
「平日4〜5時間なんて無理」
ということもあるでしょう。
その場合は、
スキマ時間を使います。
例えば、
通学:英単語20分
昼休み:古文単語15分
帰りの電車:日本史一問一答20分
寝る前:英単語20分
これだけでも、
約1時間15分
確保できます。
部活生はまとまった時間が少ないからこそ、
暗記をスキマ時間に追い出し、自宅では長文や問題演習をする
という役割分担が重要です。
9月からMARCHを目指すなら?
9月から本格的にMARCHを目指す場合は、少し話が変わります。
春から勉強している受験生との差を縮める必要があるため、
平日:5〜6時間
休日:8〜10時間程度
を一つの目標にしたいところです。
ただし、本当に重要なのは、
勉強時間ではなく「やることを絞る」こと。
9月から参考書を10冊、20冊と増やしている時間はありません。
必要なのは、
①やる参考書を絞る
↓
②基礎を最短で完成
↓
③標準問題へ
↓
④過去問を解く
↓
⑤弱点だけ参考書に戻る
という流れです。
「今日は何時間勉強した?」より重要な質問
最後に、MARCHを目指している人に毎日確認してほしいことがあります。
それは、
「今日、何ができるようになった?」
という質問です。
例えば、
「今日は8時間勉強した」
ではなく、
「システム英単語を300語復習した」
「英文法の関係詞を完成させた」
「英語長文を2題解いて復習した」
「日本史の江戸時代を一周した」
と答えられるようにします。
勉強時間は、
目的ではなく結果です。
必要な勉強を毎日積み上げた結果、
「今日は5時間だった」
「休日だから9時間できた」
となるのが理想です。
まとめ|MARCH合格に必要なのは「時間×勉強の質」
MARCH合格を目指す場合の勉強時間は、一つの目安として、
高1〜高2
→ 平日1〜2時間・休日2〜4時間
高3・4〜6月
→ 平日3〜4時間・休日6〜8時間
高3・7〜8月
→ 8〜10時間
高3・9〜11月
→ 平日4〜6時間・休日8〜10時間
12月〜直前期
→ 平日5〜6時間・休日8〜10時間
程度です。
ただし、
この時間を達成すればMARCHに合格できるわけではありません。
8時間勉強していても、やるべき参考書が間違っていれば伸びません。
逆に5時間でも、
現在地→志望校までに必要な勉強が明確になっていて、毎日その計画を消化できている
のであれば、非常に質の高い5時間になります。
だからMARCH合格に必要なのは、
勉強時間 × 正しい勉強内容 × 継続
です。
特に部活引退後や9月から逆転合格を目指す受験生は、残された時間が限られています。
「とにかく10時間やる」
ではなく、
今日何をやるのか。
今週どこまで終わらせるのか。
いつまでに基礎を完成させるのか。
いつから過去問に入るのか。
ここまで決めて勉強することが重要です。
MARCH・関関同立を目指すならStrategia
部活しかしてこなかった。
勉強には自信がない。
それでも難関大に行きたい。
MARCH・関関同立専門塾Strategia(ストラテジア)では、
参考書ルート × 週1回の合格面談 × 毎日の進捗管理 × 大学別過去問対策
で、現在の学力から入試までの勉強を管理します。
「勉強時間は増えたけど、この勉強で本当にいいのか分からない」
「Studyplusでは毎日記録しているけど、計画通り進まない」
「9月からMARCHを目指したいけど、何を削ればいいのか分からない」
という方は、まず現在の学力と志望校から、
入試までに「何を・いつまでに・どのくらいやるのか」
を明確にするところから始めてみてください。