立教大学の英語対策|英検・共通テストの攻略法

「立教大学の英語って難しい?」

「英検は何級くらい必要?」

「共通テスト英語と英検、どちらを使うべき?」

立教大学を志望する受験生が最初に知っておきたいのは、多くの一般選抜で大学独自の英語筆記試験ではなく、英語資格・検定試験または大学入学共通テストの英語を利用するという点です。パスナビの2027年度入試科目でも、文学部・異文化コミュニケーション学部・経済学部・法学部・観光学部・社会学部など、多くの一般選抜で「外国語は外検または共テの英語を利用」とされています。

そのため立教対策では、

単語→文法→英文解釈→長文→立教の英語過去問

という一般的な私大対策だけでなく、

英検などの外部資格
+
共通テスト英語
+
国語・選択科目の独自試験

を組み合わせた戦略が重要です。

※方式・利用できる資格・換算方法は年度によって変更される可能性があります。出願時には必ず大学公式の最新募集要項を確認してください。

立教大学の難易度

パスナビによる2027年度入試の立教大学全体のボーダー偏差値は57.5〜65.0です。

主な文系学部では、

文学部:57.5〜62.5
経済学部:57.5〜60.0
経営学部:62.5
社会学部:60.0〜62.5
法学部:60.0
異文化コミュニケーション学部:65.0
現代心理学部:60.0〜62.5
スポーツウエルネス学部:57.5

となっています。

つまり、立教大学の中でもかなり差があります。

特に異文化コミュニケーション学部や経営学部は高難度です。一方、経済学部やスポーツウエルネス学部などは方式・学科によって相対的に検討しやすい水準もあります。

立教大学の英語対策で最重要なのは「英語スコア戦略」

立教大学では、一般選抜の多くで英語を大学独自問題として受けるのではなく、

英語外部資格のスコア

または

共通テスト英語

を得点換算して利用します。

そのため、

「立教の英語の過去問を10年分解こう」

という考え方は基本的には中心になりません。

重要なのは、

どの英語スコアを提出するか

です。

英検などで高いスコアを確保できれば、そのスコアを利用する。

外部資格が十分でなければ、共通テスト英語で高得点を狙う。

この2つを早めに考える必要があります。

文学部|学科によって英語の扱いに違いあり

文学部には、

キリスト教学科
文学科
史学科
教育学科

などがあります。

文学科の中にも英米文学、ドイツ文学、フランス文学、日本文学、文芸・思想など複数の専修があります。

2027年度の文学部のボーダー偏差値は57.5〜62.5、共通テスト利用ではおおむね78〜85%程度が目安です。

一般選抜では英語200点扱いの方式が多い

パスナビでは、文学部の一般選抜について、

国語200点
外国語200点
選択科目150〜200点

といった方式が掲載されています。

外国語は多くの方式で、

外部検定または共通テスト英語を200点に換算

して利用します。

つまり文学部では、英語はかなり重要です。

ただし史学科には独自英語の日程もある

2027年度入試では、史学科の一部日程で、

英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ

を範囲とする大学独自の英語200点が掲載されています。

これは重要な例外です。

立教は「全部外部英語」と思い込まず、自分が受ける学科・日程を確認する必要があります。

文学部に向いている受験生

国語が得意。

英検などで高スコアを持っている。

日本史・世界史も安定している。

文学・歴史・教育など学びたい分野がはっきりしている。

こうした受験生と相性があります。

異文化コミュニケーション学部|立教でも最難関クラス

異文化コミュニケーション学部は、2027年度のボーダー偏差値が65.0。

共通テスト利用3科目型ではボーダー87%、6科目型でも82%と高水準です。

立教大学の中でも特に難関です。

英語200点で重要度が高い

一般選抜では、

国語200点
選択科目150点
外国語200点

などの構成があり、外国語は外検または共通テスト英語を利用します。

共通テスト利用3科目型でも、

外国語200点
国語150点
選択100点

と英語の比重が大きくなっています。

向いている受験生

英語がかなり得意。

英検・共通テスト英語で高得点を狙える。

国際交流・異文化・語学に関心がある。

MARCHでも上位学部を目指したい。

こうした受験生向けです。

「立教だから英検を使えば簡単」という学部ではまったくありません。

経済学部|立教の中では比較的狙いやすい学科も

経済学部には、

経済学科
経済政策学科
会計ファイナンス学科

があります。

2027年度の偏差値は57.5〜60.0。

特に会計ファイナンス学科は57.5というボーダーが示されています。

共通テスト利用では、

経済学科3科目型:84%
経済政策学科3科目型:84%
会計ファイナンス学科3科目型:82%

が目安です。

一般選抜は英語150点

一般選抜では、

国語150点
外国語150点
選択100点

という構成が掲載されています。

外国語は外検または共通テスト英語を150点換算して利用します。

経済学部の特徴

英語だけ突出していればいいというより、

英語+国語+選択科目

のバランスが重要です。

特に会計ファイナンス学科は、立教の中では相対的にボーダーが低めなので、経済・会計に興味がある受験生なら検討価値があります。

経営学部|共通テスト英語の要求水準が非常に高い

経営学部には、

経営学科
国際経営学科

があります。

2027年度の偏差値は両学科とも62.5です。

さらに共通テスト利用3科目型では、

経営学科88%
国際経営学科89%

がボーダーとなっています。

これはかなり高い水準です。

共通テスト3科目型では英語200点

経営学部の共通テスト3科目型では、

英語200点
国語100点
選択100点

の400点満点です。

つまり英語が全体の半分。

共通テスト英語を武器にできる受験生には有利ですが、

英語が苦手ならかなり厳しくなります。

経営学部に向いている受験生

共通テスト英語で高得点を取れる。

英検でも高いスコアを持っている。

経営・マーケティング・国際ビジネスに興味がある。

英語を得点源にしたい。

こうした受験生向けです。

社会学部|3科目バランス型だが英語も重要

社会学部には、

社会学科
現代文化学科
メディア社会学科

があります。

2027年度偏差値は60.0〜62.5。

共通テスト3科目型は84〜86%程度です。

一般選抜では英語100点の方式

パスナビでは、

国語100点
選択100点
外国語100点

といった一般選抜方式が掲載されています。外国語は外検または共通テスト英語を利用します。

法・文学・異文化などに比べると、英語だけの比重はそこまで突出していません。

向いている受験生

英語・国語・社会をバランス良く取れる。

現代社会・メディア・文化に興味がある。

英語だけで押し切るより3科目総合力で勝負したい。

こうした受験生と相性があります。

法学部|英語200点でかなり重要

法学部には、

法学科
国際ビジネス法学科
政治学科

などがあります。

2027年度の偏差値は60.0。

共通テスト3科目型では各学科83%程度が目安です。

一般選抜では外国語200点

一般選抜では、

国語200点
外国語200点
選択100点

など、英語の比重が大きい方式があります。

外国語は外部検定または共通テスト英語を利用します。

つまり、

英語が得意な受験生には相性がいい学部

です。

2027年度はグローバルコースにも注目

国際ビジネス法学科のグローバルコースでは、2027年度に新規方式が掲載され、外部英語資格が出願資格・加点に利用される形となっています。

法学部志望者も、「法学部だから3科目だけ」と決めつけず方式を確認しましょう。

観光学部|英語200点+国語200点

観光学部では、

観光学

交流文化

など、観光産業・地域・文化・国際交流を幅広く学びます。

一般選抜では、

国語200点
外国語200点
選択150点

という構成が掲載されています。外国語は外検または共通テスト英語です。

英語と国語の両方が重要です。

向いている受験生

英語が得意。

国語も安定している。

観光・地域・国際交流に興味がある。

こうした受験生と相性があります。

現代心理学部|心理と映像身体で難易度に差

現代心理学部には、

心理学科
映像身体学科

があります。

2027年度では、

心理学科62.5
映像身体学科60.0

というボーダーです。

共通テスト3科目型では、

心理学科85%

映像身体学科82%

程度が目安となっています。

共通テスト利用では英語200点の方式もあり、英語力は重要です。

心理学科は人気も高く、楽に受かる学部ではありません。

コミュニティ福祉学部|現代文+英語型にも注目

コミュニティ福祉学部では、福祉・コミュニティ・地域社会などについて学びます。

共通テスト3科目型では、

国語100点
外国語150点
選択100点

などの構成があり、国語については「近代以降の文章」のみを使う方式も掲載されています。

古文・漢文が苦手で、

英語+現代文+選択科目

を得意としている受験生なら、方式を確認しておく価値があります。

スポーツウエルネス学部|立教内では比較的低めのボーダー

スポーツウエルネス学部の2027年度偏差値は57.5。

共通テスト利用は76〜82%程度です。

一般選抜では、

英語150点
国語100点
選択100点

という方式が掲載されており、外国語は外検または共通テスト英語を利用します。

立教大学の中ではボーダー偏差値だけ見ると相対的に低いですが、

「57.5だから簡単」ではありません。

学びたい内容との一致まで考えて受験しましょう。

立教大学の学部別特徴を整理
学部 2027偏差値の目安 英語戦略の特徴
文学部 57.5〜62.5 外検・共テ200点型が多い。史学に独自英語の日程あり
異文化コミュニケーション 65.0 最難関級。英語200点で重要
経済学部 57.5〜60.0 英語150点。会計ファイナンスは相対的に検討しやすい
経営学部 62.5 共テ3科目で英語200/400。英語力が非常に重要
社会学部 60.0〜62.5 3科目バランス型
法学部 60.0 英語200点の方式があり英語得意層向け
観光学部 方式による 英語+国語の比重が高い
現代心理学部 60.0〜62.5 心理の方が高難度
スポーツウエルネス 57.5 立教内では相対的に低め

ボーダー偏差値だけでなく、英語が何点扱いになるかまで見て方式を決めることが重要です。

立教大学の英語対策① 英単語

まずは標準大学受験単語帳を1冊完成させます。

おすすめは、

システム英単語

ターゲット1900

LEAP

など。

立教だから特殊な超難単語帳が必要というわけではありません。

重要なのは、

共通テストの大量の英文を止まらず読める語彙力

です。

単語を見て1〜2秒以内に意味が出る状態を作りましょう。

立教大学の英語対策② 英文解釈

共通テストでは英文和訳問題はありません。

しかし、

英文解釈は必要です。

なぜなら、英文の構造が取れないと読む速度が落ちるからです。

SVOC

関係詞

分詞

比較

不定詞

省略

などを正確に取れるようにします。

おすすめは、

動画でわかる英文法 読解入門編

↓

入門英文問題精講

程度。

共通テスト中心なら、必要以上に難しい英文解釈教材へ進むより、早めに長文量を増やした方が効率的です。

立教大学の英語対策③ 共通テストリーディング

立教志望で共通テスト英語を使うなら、

共通テスト特有の処理速度

が最重要です。

共通テストでは、

広告

メール

ウェブサイト

資料

説明文

論説文

などを大量に読みます。

難しい一文をじっくり訳す試験ではありません。

そのため、

必要な情報を素早く探す

ことが重要です。

設問を確認

↓

必要な情報を探す

↓

本文の該当箇所を読む

という読み方も身につけましょう。

立教大学の英語対策④ リスニング

共通テスト利用ではリスニングも課されます。パスナビの各共通テスト利用方式でも、英語についてリスニングを含む配点が示されています。

立教を受けるなら、

「私大専願だからリスニング不要」

とは考えない方がいいです。

毎日15〜20分でも、

音声を聞く

↓

スクリプト確認

↓

音読

↓

シャドーイング

を継続してください。

リスニングは12月から突然やっても伸びにくい科目です。

英検はいつから取るべき?

立教志望なら、

高3の春〜夏までに利用できる英語資格スコアを確保しておく

のが理想です。

秋以降まで英検対策だけに時間を取られると、

国語

日本史・世界史

過去問

に使える時間が減ります。

そのため、

高2〜高3前半

↓

英検などのスコア確保

↓

夏以降は大学受験3科目へ

という流れが組みやすいです。

ただし、利用できる資格・スコア・換算方法は必ずその年度の募集要項で確認してください。

英検と共通テスト、どちらを使えばいい?

これは、

高い方を使えるように両方準備する

という考え方が基本です。

例えば英検で十分なスコアを確保できたら、共通テスト英語で多少失敗しても保険になります。

逆に英検が思ったほど伸びなかった場合でも、共通テスト本番で高得点を取れればそちらを利用できる可能性があります。

つまり立教志望では、

英検一本に賭けすぎない

ことも重要です。

立教志望は国語と社会を軽視しない

英検利用という言葉を聞くと、

「英検さえ取れば立教に受かる」

と思ってしまう受験生がいます。

しかし実際には、一般選抜で、

国語

日本史・世界史

数学

などの大学独自試験も課されます。

英語スコアが高くても、

国語と選択科目で大きく失点すれば不合格

になります。

立教志望では英語を早めに安定させ、

秋以降は国語・社会にも十分な時間を使える状態を作るのが理想です。

立教大学対策の年間スケジュール
4〜6月

英単語・文法・英文解釈。

英検を受験するなら、この時期に外部資格対策も進めます。

7〜8月

標準長文+共通テスト英語。

リスニングも毎日実施。

できれば夏までに利用可能な外部資格スコアを確保します。

9月

志望学部・受験日程を確定。

外検と共通テストのどちらを軸にするか判断します。

同時に国語・社会の立教過去問にも触れます。

10〜11月

共通テスト英語を時間内に完成。

立教の国語・日本史・世界史など大学独自問題を本格的に演習。

12月

共通テスト形式演習を増やします。

英検スコアがある場合でも、共通テスト英語を捨てずに準備します。

1月

共通テスト本番。

取得スコアを確認し、一般選抜に向けて立教独自の国語・選択科目へ集中します。

英語が得意ならどの学部?

配点だけを見ると、

異文化コミュニケーション学部

経営学部

法学部

文学部

観光学部

などは英語の比重が高い方式があり、英語を武器にしやすいです。

ただし異文化コミュニケーションや経営はボーダー自体もかなり高いため、

英語が得意=入りやすい

とは限りません。

一方で経済学部会計ファイナンス学科やスポーツウエルネス学部などは、2027年度ボーダー偏差値では立教内で相対的に低めです。

そのため、

英語スコア
+
学部難易度
+
国語・社会との相性

の3つを見ながら出願先を決めましょう。

まとめ|立教大学は「英語問題」ではなく「英語スコア」を攻略する

立教大学の英語対策で最も重要なのは、

「立教英語の問題集を解く」ことではなく、自分が使う英語スコアを早めに完成させること

です。

多くの一般選抜では、

英検などの外部検定
または
共通テスト英語

を得点換算して利用します。

そのため、

高2〜高3前半:英語資格を確保
↓
夏:共通テスト英語・長文・リスニング
↓
9月:志望学部・日程を決定
↓
秋:国語・社会の立教過去問
↓
1月:共通テスト
↓
2月:大学独自科目で合格点

という流れを作るのがおすすめです。

そして立教は、同じ大学でも文学部・経済学部・経営学部・法学部・異文化コミュニケーション学部などで英語の配点も難易度もかなり違います。

「立教に行きたい」だけで終わらず、

立教大学○○学部○月○日程

まで具体的に決めて対策することが、合格への近道です。