MARCH志望なのに模試でE判定。9月から何を変えるべき?

「MARCH志望なのに9月の模試でE判定だった」

「夏休みかなり勉強したのに偏差値が上がらない」

「もう志望校を下げた方がいい?」

9月に入り、模試の結果を見て一気に不安になる受験生は少なくありません。

特にMARCH志望でE判定が出ると、

「今からじゃもう間に合わないのでは?」

と思ってしまうでしょう。

しかし、結論から言えば、

9月時点でE判定だからといって、MARCHを諦める必要はありません。

ただし、

夏休みまでと同じ勉強をそのまま続けるのは危険です。

9月以降は、

「勉強時間を増やす」

だけではなく、

何を捨てて、何に集中するか

を決める必要があります。

この記事では、

  • * 9月でE判定でもMARCHを狙えるのか
  • * 模試のE判定をどう見るべきか
  • * 9月から変えるべき勉強
  • * 英語・国語・社会の優先順位
  • * 過去問をいつ始めるべきか
  • * 志望校を下げるべきタイミング

まで解説します。

結論|9月のE判定だけでMARCHを諦める必要はない

まず最初に伝えたいのは、

E判定=不合格確定ではありません。

模試の判定は、

その時点の成績と過去の受験データをもとに、

現状どの位置にいるかを示しているものです。

つまり、

9月にE判定だったとしても、

2月の入試本番までE判定の学力のままとは限りません。

特に私立大学入試では、

受験科目が3科目程度に絞られていることが多いため、

秋以降に一気に伸びる受験生もいます。

ただし、

「E判定でも逆転できるらしい」

という言葉だけを信じて、

何も変えずに勉強を続けるのは危険です。

重要なのは、

なぜE判定なのかを分解すること

です。

まず「E判定」という結果だけを見ない

模試が返ってくると、

多くの受験生は最初に、

A判定。

C判定。

E判定。

というアルファベットを見ます。

しかし、本当に見るべきなのはそこではありません。

見るべきなのは、

どの科目の、どの分野で、何点落としているのか

です。

例えば、

英語偏差値48

国語偏差値55

日本史偏差値42

なら、

単純に、

「全部ダメだった」

ではありません。

日本史を短期間で伸ばせれば、全体の判定が大きく変わる可能性があります。

また英語でも、

単語不足なのか。

文法不足なのか。

長文の時間不足なのか。

内容一致が取れないのか。

原因によって、やるべき勉強は全く違います。

9月から変えること①「全部やる」をやめる

9月以降で一番危険なのが、

不安になって参考書を増やすことです。

E判定を見る。

↓

焦る。

↓

新しい参考書を買う。

↓

YouTubeで別の勉強法を見る。

↓

さらに参考書を追加する。

この流れに入る受験生はかなり多いです。

しかし、9月から必要なのは逆です。

参考書を増やすのではなく、減らす。

これが重要です。

例えば英語なら、

単語帳1冊。

文法1冊。

英文解釈1〜2冊。

長文問題集。

そして過去問。

基本的にはこれで十分です。

今持っている教材を完成させないまま、

次々に新しい教材へ移ると、

結局どれも中途半端になります。

9月から変えること② 勉強時間ではなく「得点」を見る

夏休みまでは、

「今日は8時間勉強した」

「10時間できた」

という勉強時間がモチベーションになることもあります。

しかし、9月以降は、

勉強時間だけでは足りません。

見るべきなのは、

その勉強で何点伸びるのか

です。

例えば、

日本史の細かい文化史に3時間使う。

それより、

英単語を300語復習する。

長文を1題解いて復習する。

古文単語を100語確認する。

こちらの方が本番の得点につながる場合があります。

9月以降は、

「何時間勉強したか」から「何点を取りにいくか」へ

意識を変えましょう。

9月から変えること③ 志望校の過去問を見る

「E判定だから、まだ赤本は早い」

と思っていませんか?

むしろ逆です。

E判定だからこそ、

一度志望校の過去問を見てください。

もちろん、最初から合格点を取る必要はありません。

目的は、

本番までに何が必要なのかを知ること

です。

例えばMARCHの英語を実際に見てみると、

「思っていたより長文が長い」

「語彙がかなり難しい」

「文法問題は意外と少ない」

「時間が全然足りない」

など、

模試だけでは分からないことが見えてきます。

この情報を知らずに、

11月や12月まで参考書だけを進める方が危険です。

9月の過去問は「点数を取るため」にやらなくていい

9月に過去問を解いて、

30%。

40%。

50%。

しか取れなかったとしても、

それだけで落ち込む必要はありません。

この時期の過去問は、

現在地確認

として使います。

例えば、

英語40%

だった場合。

その40%だけを見るのではなく、

なぜ60%落としたのかを確認します。

  • * 単語不足 15%
  • * 文法不足 5%
  • * 長文の読み違い 15%
  • * 時間切れ 25%

だったとします。

すると、

「英語が苦手」

という曖昧な状態から、

何を直せばいいか

が見えるようになります。

9月から変えること④ 基礎に戻る勇気を持つ

E判定の受験生ほど、

「もう9月だから難しい問題をやらないと」

と考えがちです。

しかし、

基礎が抜けたままMARCHレベルの問題を大量に解いても、

なかなか伸びません。

例えば英語なら、

MARCH長文が読めない原因が、

実は、

単語。

文法。

英文解釈。

だったというケースは珍しくありません。

この場合、

難関大学の長文を毎日解くより、

単語帳と英文解釈に1〜2週間戻った方が伸びることがあります。

9月に基礎へ戻ることは、

遠回りではありません。

穴があるなら、そこを最短で埋める方が早い

のです。

英語|9月から最優先で確認すること

MARCH文系では、

英語の配点が高い大学・学部が多く、

合否への影響も非常に大きくなります。

そのためE判定なら、

まず英語の状態を確認してください。

英単語

単語帳を見て、

8〜9割程度すぐ意味が出ますか?

まだ半分程度しか定着していないなら、

長文問題集を増やすより、

まず単語帳の完成度を上げるべきです。

英単語は、

秋以降も毎日続けます。

英文法

Next StageやVintageなどを使っているなら、

問題を見た瞬間、

「これは関係詞」

「これは仮定法」

「これは語法」

と判断できるレベルを目指します。

ただ答えを暗記するだけではなく、

なぜその答えになるか説明できる状態

が理想です。

英文解釈

単語は分かるのに文章が読めない人は、

英文解釈を確認してください。

長い一文になった瞬間、

主語と動詞が分からなくなる。

関係詞で崩れる。

挿入に気づけない。

分詞構文で止まる。

こういった状態なら、

長文を大量に読むより先に、

一文を正確に読む練習が必要です。

長文

基礎がある程度できているなら、

9月以降は長文量を増やしていきます。

ただし、

解いて丸付けして終了、

では意味がありません。

  • * なぜ間違えたか
  • * どこで読み違えたか
  • * 知らない単語は何だったか
  • * 時間は足りたか

まで確認します。

国語|現代文は「なんとなく読む」をやめる

現代文は、

「センスだから伸びない」

と思われがちです。

しかし実際には、

選択肢の切り方。

本文の根拠。

対比。

具体と抽象。

因果関係。

など、

かなり再現可能な部分があります。

9月になっても、

「文章を読んで、なんとなく合ってそうな選択肢を選ぶ」

状態なら、

読み方を見直した方がいいでしょう。

古文|9月ならまだ基礎修正が間に合う

古文が苦手な人は、

まず、

古文単語。

助動詞。

敬語。

識別。

を確認してください。

この4つが曖昧な状態で、

ひたすら長文を解いても伸びにくいです。

逆に、

古文は基礎知識を短期間で固めることで、

秋から一気に得点が安定する科目でもあります。

E判定から逆転を狙う受験生にとって、

古文はかなり伸ばしやすいポイント

です。

日本史・世界史|9月E判定でも伸びやすい

社会科目については、

9月時点で偏差値が低くても、

そこまで悲観する必要はありません。

日本史・世界史は、

秋以降に知識量が増えることで、

点数が大きく伸びる受験生が多い科目です。

ただし、

教科書を最初から読む。

↓

一問一答を最初からやる。

↓

また最初に戻る。

という勉強だけでは、

いつまで経っても完成しません。

重要なのは、

期限を決めて全範囲を一度終えること

です。

9月中に社会の全範囲を一度見たい

MARCH志望なら、

遅くとも秋には、

日本史・世界史の全範囲を一度通しておきたいところです。

完璧でなくて構いません。

例えば日本史なら、

古代だけ完璧。

中世も完璧。

近世まで完璧。

でも近現代はゼロ。

という状態より、

全時代を70%程度理解している方が、

過去問には入りやすくなります。

まず全体を終わらせる。

その後、

過去問で穴を発見する。

そして戻る。

この流れを作ります。

E判定から逆転したいなら「苦手科目だけ」見るな

受験生は、

E判定を見ると、

最も偏差値の低い科目ばかり勉強しがちです。

しかし、

必ずしもそれが最適とは限りません。

例えば、

英語65点

国語95点

日本史45点

だった場合。

日本史を45→65にする。

これはもちろん重要です。

しかし同時に、

英語を65→85まで上げる方が早い場合もあります。

つまり、

弱点をなくすだけではなく、得意科目を得点源にする

という考え方も必要です。

9月以降は「合格最低点との差」で考える

模試偏差値だけでなく、

実際の過去問の得点も確認していきましょう。

例えば、

志望校の目標ラインが70%程度。

現在50%。

なら、

あと20%必要です。

その20%を、

英語+10%。

日本史+8%。

国語+2%。

のように分解します。

こうすると、

「E判定だからヤバい」

という漠然とした不安が、

あと何点必要か

という具体的な課題に変わります。

E判定の受験生が9月からやめるべきこと

ここも重要です。

① 参考書を大量に買う

SNSで紹介された参考書を全部やる必要はありません。

② 勉強法を毎週変える

一度決めた方法を、

最低でも一定期間続けてから判断してください。

③ 模試の判定だけで一喜一憂する

判定より、

科目別の失点原因を見ます。

④ 難しい問題ばかり解く

基礎に穴があるなら戻ります。

⑤ 赤本を12月まで温存する

志望校の形式は早めに確認します。

⑥ 受験校を毎週変える

不安になるたび、

MARCH。

↓

成成明学。

↓

日東駒専。

↓

やっぱりMARCH。

と志望校を変えていると、

対策が定まりません。

志望校を下げるべき?

9月にE判定だったからという理由だけで、

すぐに志望校を下げる必要はありません。

ただし、

MARCH一本に絞る必要もありません。

現実的には、

MARCH。

成成明学獨國武。

日東駒専。

など、

複数のレベル帯を組み合わせて併願します。

第一志望を維持しながら、

安全校も準備する。

これが受験戦略です。

「逆転合格」と「無計画」は違う

MARCHへの逆転合格は可能です。

しかし、

「E判定でも受かった人がいるから大丈夫」

というだけではいけません。

逆転する受験生は、

どこかのタイミングで必ず、

勉強のやり方を修正しています。

参考書を絞る。

基礎に戻る。

過去問を分析する。

苦手分野に集中する。

勉強時間を管理する。

受験方式を見直す。

このような修正を積み重ねます。

9月からの理想的な流れ

一つの例を示します。

9月

基礎の穴を最終確認。

志望校過去問を1年分解く。

社会科目の全範囲を進める。

10月

標準〜MARCHレベル問題を増やす。

過去問演習開始。

弱点分野を修正。

11月

志望校別対策を本格化。

過去問演習量を増やす。

併願校も確認。

12月

合格点を意識。

時間配分を完成。

弱点を最終修正。

1月

共通テスト利用を使う人は共テ対策。

私大過去問の仕上げ。

本番形式で演習。

2月

本番。

ここまで、

約5か月あります。

9月にE判定だったとしても、

勉強の方向性を修正できれば、

できることはかなり残っています。

保護者の方へ|9月のE判定で焦りすぎないでください

保護者の方も、

模試でE判定を見ると不安になると思います。

「志望校を下げた方がいいのでは?」

「勉強量が足りないのでは?」

と言いたくなるかもしれません。

しかし、

この時期に重要なのは、

判定だけを見てプレッシャーをかけることではありません。

見るべきなのは、

本人の勉強が改善されているか

です。

先月より英単語が増えた。

日本史が全範囲終わった。

過去問の点数が10%上がった。

勉強時間が安定した。

このような変化があるなら、

まだ十分伸びる可能性があります。

反対に、

毎日長時間机に向かっているのに、

やる参考書が毎週変わっている。

過去問を一度も見ていない。

社会がまだ半分も終わっていない。

となれば、

勉強方法を見直す必要があります。

まとめ|9月E判定なら「諦める」より「変える」

MARCH志望で9月にE判定。

もちろん、

安心できる状況ではありません。

しかし、

E判定だから終了というわけでもありません。

重要なのは、

ここから何を変えるかです。

9月以降は、

参考書を増やす。

↓

ではなく、

やることを絞る。

勉強時間だけを見る。

↓

ではなく、

得点につながる勉強をする。

過去問を避ける。

↓

ではなく、

早めに志望校との差を確認する。

基礎を飛ばす。

↓

ではなく、

穴があれば短期間で戻る。

この切り替えができるかどうかで、

秋以降の伸び方は大きく変わります。

E判定からMARCHを目指すならStrategia

9月からの受験勉強で一番怖いのは、

頑張っているのに方向がずれていること

です。

1日10時間勉強していても、

必要のない参考書を進めていたら、

合格には近づきません。

MARCH・関関同立専門塾Strategiaでは、

現在の成績。

模試結果。

志望校。

残り期間。

参考書の進捗。

過去問の得点。

を確認した上で、

「今週何をやるべきか」まで具体化して管理します。

さらに、

過去問を解いて終わりではなく、

なぜ失点したのか。

どの参考書に戻るのか。

何週間で改善するのか。

まで修正していきます。

部活しかしてこなかった。

夏までほとんど勉強できなかった。

模試はE判定。

それでもMARCH・関関同立を諦めたくない人へ。

大切なのは、

今まで遅れていたことより、

9月から何を変えるか。

Strategiaでは、MARCH・関関同立への逆転合格を目指す受験生の無料体験・受験相談を受け付けています。

E判定で基礎も不安な場合

9月のE判定に加えて基礎教材が終わっていない場合は、MARCH志望者が9月から捨てるべき勉強・残すべき勉強も参考にしてください。