MARCH英語が時間内に終わらない人へ|読む速度より先に確認すべき5つの原因
「MARCHの英語を解くと、いつも最後の長文まで終わらない」
「時間を意識すると内容が頭に入らない」
「ゆっくり読めば分かるのに、時間を測ると一気に正答率が落ちる」
MARCHの過去問を解き始めると、この悩みにぶつかる受験生はかなり多くなります。
そこで、
「もっと速く読まないと」
と考えて、いきなり速読練習を始める人もいます。
しかし、本当に読む速度だけが原因でしょうか。
例えば、
知らない単語に出会うたびに5秒止まる。
一文が長くなるたびに前から読み直す。
一段落読み終わっても何を言っていたのか分からず戻る。
本文は読めているのに選択肢を何度も比較する。
この状態で「目を速く動かす練習」をしても、制限時間内に安定して解けるようになるとは限りません。
MARCH英語で必要なのは、単純な「速読力」ではありません。
語彙を瞬時に処理する。
一文の構造を素早く捉える。
文章全体の論理展開を追う。
必要な情報を保持する。
設問の根拠を判断する。
こうした複数の処理を止まらず行えるようになった結果として、読む時間が短くなっていきます。
この記事では、MARCH英語が時間内に終わらない受験生が「もっと速く読もう」とする前に確認してほしい5つの原因を解説します。
「読むのが遅い」は原因ではなく結果かもしれない
原因を見ないまま速度だけを意識する。
理解が浅くなり、根拠が残りにくくなる。
結果として、さらに時間が足りなくなる。
まず確認したいのは、
「英語を読むのが遅い」
という言葉の曖昧さです。
同じ1000語の英文を読むのに時間がかかる受験生でも、止まっている場所は違います。
ある人は単語で止まる。
ある人は構文で止まる。
ある人は一文ずつ訳せるのに段落の意味がつながらない。
ある人は本文を読めるのに設問処理が遅い。
つまり「読むのが遅い」というのは症状であって、原因とは限りません。
ここを間違えると、
長文が遅い
↓
速読しよう
↓
とにかく時間を測って読む
↓
理解が浅くなる
↓
読み返しが増える
↓
さらに時間がなくなる
という状態になりかねません。
MARCH英語で時間が足りないなら、まず「自分はどこで時間を失っているのか」を特定する必要があります。
原因① 圧倒的に単語力が足りない
最初に疑うべきなのは語彙です。
しかも、
「単語帳を一周した」
「ターゲットをやった」
「システム英単語を覚えた」
という話ではありません。
長文を読むときに必要なのは、英単語を見た瞬間に意味が立ち上がる状態です。
例えば、
significant
を見て、
「えっと……シグニフィカント……なんだっけ……重要な、だ」
となるのと、
significant → 重要な
とほぼ反射的に処理できるのでは、1語だけなら数秒の違いです。
しかし1000語を超える長文の中で、この小さな停止が何十回も発生したらどうなるでしょうか。
数分単位の差になります。
さらに問題なのは、単語を思い出そうとしている間に、直前まで読んでいた文章の内容が頭から抜けることです。
すると、
単語で止まる
↓
前の内容を忘れる
↓
前に戻る
↓
もう一度読む
という二重のタイムロスが発生します。
だからMARCH英語で時間が足りない人ほど、単語力を軽視してはいけません。
「知っている単語数」だけでは足りない
語彙力には少なくとも二つの段階があります。
一つ目は、
「見たことがあり、考えれば意味を思い出せる」
状態。
二つ目は、
「英文中で見た瞬間に意味を処理できる」
状態です。
入試長文で必要なのは後者です。
特に頻出語については、
英単語
↓
日本語訳を探す
↓
意味を思い出す
という処理を毎回行っている余裕はありません。
語彙の処理速度が上がるだけでも、長文全体の読み方はかなり変わります。
MARCHでは「第一義だけ知っている」状態にも注意
さらに、難関私大の英文では、
「その単語を知っているか」
だけでなく、
「文脈に合った意味を選べるか」
が重要になります。
例えば一つの単語でも、文脈によって意味やニュアンスが変わります。
また、本文と設問・選択肢で同じ内容が別の表現へ言い換えられることもあります。
そのため、語彙学習では、
中心的な意味
品詞
派生語
よく使われる語法
同義表現
まで少しずつ広げていく必要があります。
「単語帳を終えたから語彙は完成」
ではなく、
「長文の中で止まらず処理できるか」
で判断してください。
原因② 一文の構造を取るのに時間がかかる――「ヨコ」が弱い
単語はかなり分かる。
それでも英文を読むのが遅い。
次に確認したいのが、一文の構造を捉える力です。
ここではこれを「ヨコの理解」と呼びます。
ヨコとは、一文の中で、
何が主語なのか。
何が動詞なのか。
どこまでが目的語なのか。
どの部分がどの名詞を修飾しているのか。
関係詞節はどこまでなのか。
分詞は何にかかっているのか。
といった文の構造を横方向に捉える力です。
例えば短い英文なら、多少構文が曖昧でも意味を推測できます。
しかしMARCHレベルになると、一文が長くなったり、修飾語句が何重にも入ったりすることがあります。
そのとき、
主語を見失う
動詞を取り違える
修飾関係を間違える
関係詞節の切れ目を見失う
ということが起こると、一文を何度も読み返すことになります。
これが積み重なると大きなタイムロスになります。
「ゆっくりなら読める」の正体
「時間をかければ読めます」
という受験生は多いですが、その中には、
英文を読む
↓
意味が分からない
↓
最初に戻る
↓
SVOCを考える
↓
もう一度読む
↓
日本語に直す
という処理をしている人がいます。
これでは正確に読めても時間がかかります。
目標は、構文を雑にすることではありません。
正確な構造把握を、より短時間で行える状態にすることです。
速読と精読は完全な反対概念ではありません。
精読で身につけた正確な構造把握を自動化していくことで、結果として読む速度が上がっていきます。
ヨコが弱い人は「長文」より一文へ戻る
MARCHの長文が遅いからといって、毎日MARCHの長文だけを解く必要はありません。
もし一文ごとの構造把握に時間がかかっているなら、英文解釈へ戻った方がいい場合があります。
復習するときには、
主語はどこか
述語動詞はどれか
修飾語句はどこにかかるか
節の境界はどこか
省略・倒置はないか
を確認します。
ただし、最終目標はSVOCを書き込めることではありません。
本番では書き込みを大量にしなくても、構造が頭の中で自然に処理される状態を目指します。
原因③ 一文ずつ読めるのに文章全体が分からない――「タテ」が弱い
単語は分かる。
構文も取れる。
一文ずつ和訳させれば、かなり正確に訳せる。
それなのに長文問題になると正答率が低い。
このタイプが次に確認したいのが「タテの理解」です。
タテとは、一文と一文、段落と段落の関係を追いながら、文章全体の論理展開を捉える力です。
例えば、
筆者の主張
↓
理由
↓
具体例
↓
反対意見
↓
その反論
↓
結論
という文章があったとします。
一文一文の日本語訳だけを頭に並べていると、
「結局この人は何を言いたいの?」
という状態になることがあります。
これがタテを追えていない状態です。
下の図のように、タテの理解では一文一文を独立して読むのではなく、「前の内容を受けて次に何を述べているのか」を追います。
この図のポイントは、1〜8の情報をただ覚えることではありません。
1段落目で一般的な考え方が提示される。メリットが説明される。しかし実際には増えていない。その理由としてコストが具体化される。さらにコストだけでは説明できない。技術的な問題へ論点が広がる。それでも木を増やす必要があるという提言へ進む。
このように、「この段落は何を言っているか」だけではなく、「この段落は前の段落に対して何をしているか」まで考えるのがタテの理解です。
接続表現は「単語」ではなく文章の方向を示す標識
例えば、
however
but
therefore
for example
in contrast
in other words
などは、単に意味を暗記するだけの表現ではありません。
文章が次にどちらへ進むのかを教えてくれる標識です。
however が出てきたら、
「ここから流れが変わる」
therefore なら、
「ここまでを受けて結論・結果が来る」
for example なら、
「直前の抽象的な内容を具体化する」
というように処理します。
一文ずつ独立して読むのではなく、
「この文は前の文に対して何をしているのか」
を考えながら読むことが重要です。
指示語もタテをつなぐ
this
that
these
such
they
などを適当に処理すると、文章のつながりが切れます。
例えば、
This suggests that ...
と出てきたとき、
「これは〜を示唆する」
と訳せても、「This」が何を指しているのか分からなければ文章全体は理解できません。
タテの理解では、
接続表現
指示語
言い換え
具体と抽象
原因と結果
対比
主張と根拠
などを使って文章をつないでいきます。
タテが弱いと「戻り読み」が増える
文章の論理展開を追えていないと、設問を見たときに、
「これどこに書いてあったっけ?」
となります。
そして本文を最初から探し直す。
これが時間不足につながります。
一方、
第1段落=問題提起
第2段落=従来説
第3段落=従来説への反論
第4段落=筆者の主張
くらいの構造が頭に残っていれば、
「この設問なら第3段落付近だな」
と戻る場所を絞れます。
タテを読む力は、内容理解だけでなく時間短縮にもつながります。
原因④ 「全部同じ濃さ」で読んでいる
4つ目は、すべての英文を同じ速度・同じ集中度で読んでいることです。
英語長文には、
筆者の主張
重要な対比
因果関係
具体例
補足説明
列挙
など、さまざまな情報があります。
すべてを一字一句同じように記憶しようとすると、当然時間がかかります。
重要なのは「雑に読む」ことではありません。
文章の構造を理解したうえで、情報の重要度を判断することです。
例えば具体例が長く続いているなら、
「何の具体例なのか」
を押さえながら読む。
逆接の後に筆者の主張が出てきたなら、そこは丁寧に読む。
つまり読解速度を一定にするのではなく、文章に合わせて濃淡をつけます。
これもタテの理解があって初めて可能になります。
文章の論理構造が見えていないのに、
「具体例は飛ばせ」
「最初と最後だけ読め」
といったテクニックだけを使うのは危険です。
何が重要か判断できないからです。
原因⑤ 本文ではなく「設問処理」で時間を失っている
最後に確認したいのが設問です。
「長文を読むのが遅い」と思っていても、実際に時間を測ってみると、
本文15分
設問20分
ということがあります。
この場合、問題は読む速度だけではありません。
例えば内容一致問題で、
選択肢Aを読む
↓
本文へ戻る
↓
選択肢Bを読む
↓
また本文へ戻る
↓
選択肢C
↓
再び本文
と何度も往復していれば時間がかかります。
さらに、
本文と同じ単語があるから正解
知らない単語があるから保留
なんとなく意味が近いから正解
という選び方をしていると、判断にも時間がかかります。
MARCHレベルでは、本文の内容が選択肢で言い換えられることがあります。
だからこそ、
語彙力
ヨコの構造理解
タテの論理理解
が最終的に設問処理にもつながります。
本文を正確に理解できていれば、選択肢を判断する速度も上がります。
Strategia式「時間不足診断」――どこで止まっている?
- 単語で止まった → 語彙力
- 一文で止まった → ヨコ
- 段落で止まった → タテ
- 情報量で止まった → 情報の濃淡
- 設問で止まった → 設問処理・根拠確認
過去問を解いたら、「時間が足りなかった」で終わらせないでください。
次の5項目に分けて分析します。
① 単語で止まった
知らない単語が多い。
知っているはずなのに意味がすぐ出ない。
選択肢の語彙が分からない。
→ 語彙力を優先。
② 一文で止まった
一文を何度も読み直した。
主語・動詞を見失った。
修飾関係を間違えた。
→ ヨコの理解を優先。
③ 段落で止まった
一文ずつは読めるのに何を言っているのか分からない。
読み終わった段落の内容を説明できない。
筆者の主張が分からない。
→ タテの理解を優先。
④ 情報量で止まった
細部を全部覚えようとしている。
具体例にも主張と同じ時間をかけている。
重要な部分と補助的な部分を区別できない。
→ 情報の重要度を判断する練習。
⑤ 設問で止まった
本文は時間内に読める。
しかし選択肢判断に時間がかかる。
何度も本文へ戻る。
→ 設問処理・根拠確認を優先。
この5つを区別するだけでも、
「英語を速く読めるようになりたい」
という曖昧な課題が、
「単語の反応速度を上げる」
「構文処理を自動化する」
「段落の論理関係を取れるようにする」
といった具体的な課題に変わります。
「単語→ヨコ→タテ」は別々の能力ではない
ここまで分けて説明しましたが、実際の読解ではすべてがつながっています。
例えば、
However, this assumption has recently been challenged by researchers who argue that ...
という文があったとします。
まず単語が分からなければ読めません。
次に、
何が主語で
何が動詞で
who が何を修飾しているのか
というヨコの構造を取ります。
さらに however を見て、
「直前までの議論に対して反対方向へ進んだ」
とタテの関係を把握します。
実際の長文読解では、
語彙
↓
ヨコ
↓
タテ
を別々に行うわけではありません。
ほぼ同時に処理します。
だから、どれか一つが極端に弱いだけでも読解全体が止まります。
本当に「速読練習」が必要なのはその後
もちろん、読む速度そのものを鍛える練習も必要です。
ただし順番があります。
単語を見るたび止まる。
構文を取るたび戻る。
段落を読むたび内容を見失う。
この状態で時間だけ短く設定すると、単に理解度を落とした読み方になる可能性があります。
まず、
語彙
↓
ヨコ
↓
タテ
をある程度正確に処理できる状態を作る。
そのうえで、
時間を測る
音読する
同じ文章を読み直す
処理速度を上げる
過去問で時間配分を調整する
という練習へ進みます。
「正確に読む」と「速く読む」を完全に別物として考えないことが重要です。
正確な処理を何度も繰り返し、その処理にかかる時間を短くしていく。
その結果として速読が成立します。
音読も「ただ速く読む」だけでは意味が薄い
長文の速度を上げる方法として音読を勧められることがあります。
音読自体は有効な練習になり得ます。
ただし、英文の意味も構造も分からないまま、口だけ高速で動かしても読解力にはつながりにくいでしょう。
まず、
単語を確認する
構文を確認する
文章の論理展開を理解する
ところまで復習します。
そのうえで、
英文を見た瞬間に構造と意味を前から処理できるか
を意識しながら繰り返し読みます。
音読の目的は「発音すること」ではなく、理解済みの英文処理をスムーズにすることだと考えてください。
過去問では「何分オーバーしたか」だけを記録しない
例えば明治大学の過去問を解いて、
「12分オーバー」
だったとします。
これだけでは次の勉強につながりません。
より重要なのは、
語彙で約3分
難しい構文の読み直しで約4分
内容一致の選択肢比較で約5分
というように、どこで時間を使ったのかを見ることです。
もちろん実際に秒単位で正確に計測する必要はありません。
ただ、
単語
構文
論理展開
情報整理
設問
のどこで止まったのかは記録してください。
そうすれば、
「次はもっと速く読む」
ではなく、
「今週は単語の即答率を上げる」
「解釈教材に戻って複雑な一文を復習する」
「長文復習で各段落を一言で要約する」
「内容一致問題の誤答理由を分析する」
と、次の行動まで決められます。
過去問は点数を測るだけの教材ではありません。
自分がどこで時間を失っているのかを発見する診断材料でもあります。
長文復習では「ヨコ→タテ→速度」の順番で確認する
MARCHレベルの長文を復習するときは、ただ全文和訳を読んで終わらせないようにしましょう。
まずヨコ。
読めなかった一文について、
主語
動詞
目的語・補語
修飾関係
節の境界
を確認します。
次にタテ。
各段落について、
「この段落は何をしているのか」
を短く説明します。
例えば、
第1段落:一般的な考え方
第2段落:その問題点
第3段落:研究結果
第4段落:筆者の結論
という程度でも構いません。
そして最後にもう一度英文を読みます。
初見時よりも、
止まらず
戻らず
前から
理解できるか確認してください。
ここで初めて「速度」を上げます。
MARCH英語で目指したいのは「速く読む人」ではなく「止まらない人」
英語が速い受験生を見ると、英文をものすごい速度で目で追っているように感じるかもしれません。
しかし本当に大きいのは、
頻出単語で止まらない。
基本構文で止まらない。
指示語で迷わない。
接続表現を見落とさない。
段落を読み終えて内容を忘れない。
選択肢判断で何度も本文を往復しない。
という「停止時間の少なさ」です。
仮に1分間に読む語数だけを増やしても、何度も戻って読み直していたら最終的な解答時間は縮まりません。
だからMARCH英語で時間が足りない人ほど、
「どうすれば速く読める?」
ではなく、
「自分はどこで止まっている?」
と考えてください。
まとめ|読む速度を上げる前に「止まる原因」を消そう
MARCH英語が時間内に終わらない場合、原因を単純に「速読力不足」と決めつけないことが重要です。
確認したいのは5つです。
- 圧倒的な語彙力が足りず、単語で止まっていないか
- 一文の構造を捉える「ヨコの理解」に時間がかかっていないか
- 文と文・段落と段落をつなぐ「タテの理解」が弱くないか
- 重要度に関係なくすべてを同じ濃さで読んでいないか
- 本文ではなく設問処理に時間を使いすぎていないか
特に重要なのが、
語彙
↓
ヨコ
↓
タテ
です。
語彙が瞬時に処理できる。
一文の構造が自然に見える。
文章の論理展開を追える。
この処理が止まらず行えるようになるほど、結果として英文を読む速度も上がっていきます。
「速く読もう」として雑に読むのではありません。
正確な処理を自動化し、止まる回数を減らしていく。
これがMARCHレベルの英文を時間内に処理するための土台です。
MARCH・関関同立専門塾Strategiaでは、過去問で「時間が足りなかった」という結果だけを見るのではなく、
語彙で止まったのか。
構文で止まったのか。
論理展開を見失ったのか。
設問判断に時間がかかったのか。
と失点・時間不足の原因まで分解し、次に何を勉強するべきかを考えます。
過去問を解いて、
「いつも最後まで終わらない」
「時間を意識すると正答率が落ちる」
「長文問題集を何冊やっても読む速度が変わらない」
という人は、次の過去問を解く前に一度、
「自分はどこで止まっているのか」
を確認してみてください。
読む速度を上げるために必要なのは、もっと焦って読むことではありません。
止まっている原因を、一つずつなくしていくことです。
MARCH英語の時間不足についてよくある質問
MARCH英語が時間内に終わらない場合、速読練習を優先すべきですか?
必ずしも速読練習が最優先とは限りません。単語で止まっているのか、一文の構造把握に時間がかかっているのか、文章全体の論理展開を追えていないのか、設問処理に時間を使っているのかを先に確認する必要があります。
英単語帳を一冊終えればMARCHの語彙対策は十分ですか?
一冊を終えたかどうかだけでは判断できません。頻出語を英文中で見た瞬間に処理できるか、文脈に合った意味を判断できるか、派生語や言い換え表現にも対応できるかを確認してください。
「ヨコの理解」とは何ですか?
一文の中で主語・動詞・目的語・補語・修飾関係・節の境界などを把握し、文構造を正確に捉えることです。長い英文で何度も読み返してしまう場合は、ヨコの理解に課題がある可能性があります。
「タテの理解」とは何ですか?
一文と一文、段落と段落の関係を追い、主張・理由・具体例・対比・因果関係など文章全体の論理展開を捉えることです。一文ずつ訳せても文章全体の内容が残らない場合は、タテの理解を見直す必要があります。
過去問で時間オーバーした場合、何を確認すればいいですか?
オーバーした分数だけではなく、語彙、構文、論理展開、情報整理、設問処理のどこで時間を失ったのかを確認してください。原因が分かれば、次に戻るべき教材や復習方法を具体化できます。